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いざ決戦!2020年、クライマックスシリーズ

プロ野球パ・リーグはペナントレース全日程を終え、いよいよポストシーズンに突入する。リーグ覇者ソフトバンクホークスと、2位の千葉ロッテマリーンズの2チームのみによる短期決戦、クライマックスシリーズ(CS)は、日本シリーズ出場権を賭けた、まさに一騎打ちの「決闘」と言って良いだろう。

3年連続日本一を目標に掲げているソフトバンクは早々にリーグ優勝を決め、さらに日程終了後の個人成績などを眺めても、与えられているアドバンテージ(1勝)以上に、優位に立っている感が強い。146本でパ最多安打の柳田悠岐は主要3部門何れも、トップ3に入るなどシーズン通して、好調を維持した。投手でもエース千賀滉大は最優秀防御率に加え最多勝のタイトルを獲得、さらに石川柊太も11勝で最多勝を手にしている。先発陣では他にも東浜巨も9勝と、短期勝負での先発の駒としては盤石だ。

野手では他に周東佑京が驚異の50盗塁で初の盗塁王に輝いた。課題となっていた打撃にも磨きがかかり、昨年に続いての大舞台を見据える。もちろんタイトルホルダー以外でも戦力は充実、14.5ゲーム差を付けてのリーグ制覇の勢いは衰えておらず、CSでも圧倒する可能性が高い。

9月には一時、首位に並んだ千葉ロッテも、主力選手の離脱などもあり終盤は失速した感が否めなかった。最終盤で西武ライオンズに競り勝ち、辛くもCS出場にこぎ着けている。

投打ともタイトルに絡む選手もいなかったため、井口監督の選手起用のやりくりが際立ったようにも見えたシーズンの終盤だった。CSでは1点を守る展開が予想され、ローテーションを守った美馬学、石川歩の両ベテランを中心に、継投で繋いでいく戦いが現実的か。

ただ、決して不利ばかりが謳われるわけではない。チーム別成績でホークスが唯一、負け越しを喫しているのが千葉ロッテであるという今季のデータや、過去、ポストシーズンでの「下剋上」というフレーズが代名詞となる程、ロッテ球団独特の短期決戦での強さも秘めている。王者の足元をすくうチャンスを、虎視眈々と狙っていることは間違いない。

今季こそ、リーグチャンピオンとして日本一を掴みたいソフトバンク、実に10年振りの選手権出場を目指す千葉ロッテによる、今季唯一のクライマックスシリーズ。戦力ではホークスが断然有利ではあり、試合内容でもシーズンの最後まで戦いぶりに力強さが見受けられた。だが、千葉ロッテは2000年代に登り詰めた、2度の日本一は何れもポストシーズン(CS、プレーオフ)を勝ち抜いての頂点だった。離脱者が多く苦しみ抜いた今年のチームだからこそ今まで以上に、相手を引きずり降ろそうとする地力を備えているように感じられてしまうのは、自分だけだろうか。(佐藤文孝)

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