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動き出したプロ野球2020ストーブリーグ

プロ野球は移籍市場が、今オフも様々な動きをみせてきている。

まず12月8日、注目を集めていた二人のベテランの来季の所属先が決まった。東京ヤクルトスワローズが、福岡ソフトバンクホークスを退団となった内川聖一を獲得したことを発表した。ホークスから戦力外の発表があった直後より、はやくから興味を示していたことも報じられていた中で、予想通りのスワローズ入団となった。10年ぶりのセ・リーグ復帰であり来年は39歳を迎えるも、老け込むような年齢ではない。首位打者、最多安打のタイトルも2度ずつ獲得経験のある実力者だけに、来季、スワローズの救世主としての期待も大きい。

また、オリックスバファローズも、41歳のベテラン能見篤史の入団を発表している。今季、阪神では34試合に登板も、来季の構想外が通達され、現役続行の意思を貫いたための阪神退団。兵庫出身でもあるため、同じ関西のオリックス入りは自然な流れだったのかもしれない。コーチ兼任でのオファーと伝えられており、経験豊富なサウスポーの技術は正式に監督の座に就いた中嶋聡監督率いるオリックス投手陣の底上げにも必須だ。

FA戦線では、大物の残留が相次いだ。

有資格者の中でも今オフの最大の大物であり、移籍の噂が途切れることのなかったヤクルトの山田哲人はFA資格を有していたものの、宣言せずに残留を表明している。今季は打撃不振に陥ったものの、7年という大型契約を結び、事実上の「生涯スワローズ」とも言える意思表示だ。

同じく、FA移籍の動向が注目されていた中日ドラゴンズの大野雄大も残留を選択している。チームをAクラスに導く原動力となり、さらには沢村賞にも輝いた驚異の完投能力を見せつけた今季の投げっぷりは来季、ドラゴンズをさらに引き上げる頼もしい存在となるはずだ。

権利を行使し、国内他球団との交渉が伝えられているのはスワローズの小川泰弘、さらにDeNAベイスターズの梶谷隆幸、井納翔一の3選手。何れも移籍が有力視されている中で、小川には日本ハムが興味を示しており、また、DeNAの両選手に獲得の名乗りを上げたのはジャイアンツ。梶谷に対しては既に背番号13を提示したとも言われている。

昨オフは宣言選手獲得に動くも、尽く断られる等、「巨人ブランド」の劣化とも囁かれた中で迎えた今年のFA市場。エース菅野智之のポスティングでのメジャー移籍の可能性も残されているだけに、派手な補強へと突っ走る姿勢をみせている。日本シリーズでの惨敗が、例年以上になりふり構わない戦力獲得という結末を迎えるとするならば、巨人ファンとしてはどこまでも複雑な思いに駆られてしまう。(佐藤文孝)

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