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2020年大晦日、アルビレックス新潟を振り返る。

「我が」アルビレックス新潟はJ2リーグ、3シーズン目を終えた。結果は11位、2021年も同じカテゴリーで戦うこととなった。

クラブ史上初の外国人監督、アルベルト・プッチ・オルトネダ監督に率いられた今シーズン、例年以上の可能性を感じながらシーズン開幕を迎えたのは自分だけではないだろう。ここ数年、クラブがコンセプトとして掲げながらも表現出来ずにいた、主導権を握った上でのパスサッカーを、この指揮官の下で実現させ、結果に投影させるつもりだった。キャンプでの練習を見る限りでも、これまでからの方向転換は可能であると思えた。

アウェーでの開幕戦、ザスパクサツ群馬とのゲームを、渡邊新太、さらには新戦力となったロメロフランク、ファビオのゴールで3-1での勝利は、事前の「準備」を観る限りでは想定の範囲内でもあった。ただし、アルビサポーターの、いや、世界中の人々の予想を超える非常事態により、リーグ戦第2節開催が、数か月後になる。

リーグ再開後も組織としての好調の波を手放すことなく、本間至恩や舞行蹴ジェームス等、主力選手がチームを支え一時は4位につけるなど、上位2チームまでの昇格の期待を抱かせ続ける。

シーズン途中には、鄭大世を期限付きで加入するなど戦力面での上乗せも怠らなかった。

それだけに、二人の外国人選手退団、そして社長、ゼネラルマネージャーの退任に繋がる不祥事が悔やまれる。ファビオ、ペドロ・マンジー、玉乃GM、そして是永大輔社長をクラブは失った。4人とも、今季のアルビレックスにおいて大きな存在感を示していた。クラブとしての対応はどこで、どう間違ってしまったのか。

夏から秋にかけ、負傷者も相次ぎ、連戦により選手の疲労も重なり、白星から見放されてしまう。最終的に11位で今季を終えた中で、シーズン閉幕まで4連敗と、J1時代を振り返っても思い浮かばないほどの失速、昨年を下回る順位となった。

低迷が続いた近年でもシーズン終盤での巻き返しがアルビの「お家芸」であったが、今年ほどの失速は昨年まで、類を見ない程でもあった。続投が決まったアルベルト監督は「(戦術の)ベースとなる選手は残るだろう」と、来季へ希望を抱かせるも、チーム得点王だった鄭大世は去り、新井直人をはじめ、今季を支えた若手は新潟を去る。

その中でも、守備の要、舞行龍ジェームズや、キャプテン堀米悠斗の残留も発表されている。指揮官の退任、主将の離脱という、数年に渡り続いていたネガティブなジンクスが途切れたことで、好循環をもたらすことが出来るか。

来季はJ1というカテゴリーを離れて、4シーズン目となる。(佐藤文孝)

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