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本間至恩、アルビレックス新潟残留を望む!

新潟の至宝と呼ばれる男の行きつく先は、まだ見通せていない。

サッカーJ2アルビレックス新潟は今月20日、今シーズンの新体制を発表した。新加入の選手、コーチングスタッフの顔触れとともに、全プレーヤーの背番号も伝えられている。サポーターが新たな戦いに向け、想像とイメージを膨らませる選手たちの背負うバックナンバーの一覧に「異変」がみられた。

エースナンバーである『10』が空欄となっていたのだった。昨シーズンの背番号10、本間至恩の去就が定まっておらず、新体制発表のこの日、新潟の所属選手に記されることはなった。今年に入り、J1昇格となった、徳島ヴォルティスへの移籍が報じられながらも、今なおどちらのクラブからの正式発表がないままだ。残留、移籍、もはやどのよう結果を迎えるとしても、複雑にこじれていることは容易に想像できてしまう。

一昨年よりレギュラーに定着し、現在20歳の本間はアルビレックス新潟において、すでにチームの根幹をなすべき存在だ。リーグ、いや、日本屈指とも言える得意のドリブルは相手ディフェンスを切り裂くような威力を秘めており、新潟のストロングポイントの一つだ。さらに昨シーズンは味方のゴールに直結するラストパスや、自らが切り込んでのミドルレンジからの豪快なシュートでネットを揺らすシーンもみられた。試合を決定付ける存在として成長し、自己最多となる7得点7アシストという数字以上に、相手チームにとって衝撃的なほどのインパクトを残し続けた。

地元出身、下部組織からの「生え抜き」ということもあり、「新潟県民の孫」と呼ばれるなど親しまれ、愛され続けている。トップカテゴリーを離れることとなり、失意と共に、新たにJ2を戦うこととなった3年前から頭角を現し、同じくアルビレックスを支えた渡邊新太らとともに、その躍動感ある動き一つ一つに、数えきれない程のサポーターが新潟の新しい未来を重ねてきた。

果たして、新潟の地が生んだ才能は今シーズンの開幕を、何色のユニフォームを纏いピッチに立つのだろうか。以前より、欧州への移籍の可能性も伝えられてきた新潟の至宝、本間至恩。ここにきて国内移籍も急浮上し、新潟サポーターが思い描いた、若きドリブラーの未来とは変わりつつあるかもしれない。だが、やはりオレンジ色の背番号10を背負い、2021年シーズンもビッグスワンスタジアムの芝を踏み続けて欲しい。ニイガタから世界へ飛び立て、本間至恩。そう、強く願う。(佐藤文孝)

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